一般にお酢と呼ばれているものは、酢酸を主成分としてグルコン酸、クエン酸などの各種有機酸を含み、日本では米などの穀物や果汁から作られています。 酢の物のようにすっぱい物を食べると唾液がたくさん分泌され、味覚や嗅覚を刺激し、脳の摂食中枢(食欲をコントロールしているところ)にはたらきかけて食欲が増します。同時に胃液の分泌も盛んになり、消化吸収を助ける作用もあります。夏場など食欲がないときでも、さっぱりとした酢を使った料理で食欲を回復させることができます。
クエン酸の効果
@乳酸を抑えて、疲労回復
Aコレステロールを燃焼して肥満予防
B肩こり・腰痛・筋肉痛を解消
C体脂肪を燃やす
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また、酢には殺菌効果と細菌の増殖を抑える効果もあるのでまな板やスポンジなどの
除菌に利用してみるのも良いでしょう。
最近注目を集めているのが果実酢です。果実を発酵させて作ったりんご酢やバナナを漬け込んだバナナ酢などは、果実のさわやかな酸味がドリンクやドレッシングなど色々な使われ方をしています。また、穀物酢を特に長期間熟成させて作られる黒酢・黒砂糖・さとうきび・もろみといった酢もダイエットや健康維持のために取り入れる人が増えてきています。
毎日の食事に少し取り入れるだけで、様々な効果が期待できるので、皆さんも自分にぴったりの味や香りのお酢を見つけてみてはいかがでしょうか?
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