小さな子どもをもつ家庭では、坐薬を使用する事が多いと思います。 「坐薬」と聞くと「熱さまし」と思う人が多いですが、熱さまし以外にも色々な坐薬があります。いざというときに慌てずに使用できるように、使用方法やタイミングをしっかり知っておきましょう。
☆坐薬の使い方
☆主な坐薬の種類
★2種類の坐薬を使用するとき ナウゼリン坐薬と解熱剤の坐薬、ダイアップ坐薬と解熱剤の坐薬 →解熱剤の坐薬を一緒に、あるいは先に使用するとナウゼリン坐薬、ダイアップ坐薬の吸収がとても悪くなります。ナウゼリン坐薬またはダイアップ坐薬を先に挿入し、30分以上あけて解熱剤を使用することが好ましいとされています。
◎ なお、坐薬を使用した場合には、発熱の状況や坐薬の使用時間などをメモし、次の受診時に提出するとよいでしょう。坐薬が適切に使用されたか判断できます。
使用せずに余っていた坐薬を使う場合は、体重によって必要な投与量が変わり、少ないと十分な効果が得られない場合がありますので、必ず医師または薬剤師に相談して下さい。