牛乳は昔からやすらかな眠りを誘う効果のある飲み物とされてきました。それもそのはず。牛乳には睡眠を得るための成分が豊富に含まれているのです。 それが睡眠ホルモンと呼ばれる「メラトニン」。脈拍や体温、血圧を低下させ、睡眠を促す作用を持ちます。体内での生産量は、夜中をピークに、朝になるにつれ分泌は徐々に減っていきます。人が夜になると眠くなり、翌朝、目覚めるのはこのホルモンが関わっているためです。 そこで、今、フィンランドで、ある睡眠効果の高い牛乳が人気を呼んでいます。夜間にしぼられた牛乳(ナイトミルク)です。そのメラトニンの含有量はなんと通常の3〜4倍含まれており、添加物がなく安心して飲め、副作用もなく効き目も穏やかです。また、牛乳には胃壁を守る作用があるので、就寝前で小腹が減っていても、安心して飲めます。その他、興奮を抑えるカルシウム・ビタミンB群なども多く含まれており、他の食品より吸収がよいとされています。、牛乳を飲むと下痢をするという人は、乳糖不耐症と呼ばれる牛乳の糖分を消化できないため、温めて少しずつ量を増やし飲むようにすると乳糖分解酵素が体内に増えてきて下痢をしなくなるそうです。
|